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日本は地震大国ですが、みなさん扉の地震対策はできていますか?
私の地元は熊本ですが地震が起きた時、対策していた人としていなかった人の家で大きな差がありました。
友人は調理中に吊り戸棚の扉が開いて食器が頭に降ってきたそうです。大事には至りませんでしたが対策をしていなかった事を後悔していました。
実家は扉の地震対策ができていたので被害は最小限で住んだので食器を震災後買い足すことにはならなかったそうです。
そこで今回は、大地震でも活躍してくれた100均で買えるおすすめの扉の地震対策アイテムをご紹介していこうと思います。

熊本地震の前震が発生した日の翌日、実家の母と妹が100均で開戸ロックを購入してキッチンの吊り戸棚全てに装着しました。
そしてその日の夜中にM7の本震が発生し、暗闇の中慌てて避難した二人。
夜が開けて自宅に戻ると、吊り戸棚のロックを外していた1箇所を除いて全ての扉が閉まっていたそうです。
食器はロックを外してしまっていた扉以外は全て無事でしたが、外してしまった扉は開いており食器が全て割れてしまっていたそう。
実際に実績のある100均で買える扉の地震対策グッズ。
長年賃貸暮らしの私たちも、もちろん実践しています。

※取っ手などの突起物から10㎝以上離して装着してください |
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現状回復する場合は、カッターで両面テープとロックの間をスライスするように刃を入れます。
ここで注意して欲しいのが決して扉と両面テープの間をカットしないこと。
扉に傷が付いてしまった場合、クローゼットなどに使用されているダイノックシートは高額なので敷金から大きく金額が引かれてしまうことがあり得ます。
その後はシールはがしでテープ部分を剥がせばキレイに元に戻ります。

ロックがしっかりかかるので強い力で引っ張っても開きません。
元々は子供のいたずら防止として販売されていますが、扉の耐震対策としてとても万能なアイテムです。

それでも傷がつくのが嫌だという方は両面テープを貼る箇所にマスキングテープを貼ってもいいかと思います。
実際、前回住んでいた賃貸マンションではマスキングテープを貼った状態で扉に装着していました。
その当時2階に住んでいたのですが最大震度5強の地震が発生。
私たちの地域は震度4弱でしたが扉は開いていませんでした。

ロック式以外にもキャンドゥやダイソーで販売されているクッションワイヤーを扉にかけておくのもおすすめ。
毎回固いロックを外す手間がないのでネイルが気になる方や力の弱い方にもおすすめの方法です。

長さ:約30センチ |
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固めのワイヤーなので女性だと力が必要です。
ご自宅の取っ手サイズに合わせて調節できます。
賃貸の方もこちらの商品だと穴を開けたり、テープ跡を気にしなくていいのでおすすめのアイテムです。

扉に合わせてワイヤーを巻きつけるだけ。
しかし、これだと毎回力を入れてワイヤーを外さなければいけないので使わなくなってしまいそう…
そんな時は、

M字に折り曲げて両サイドに引っ掛けておけば上から簡単に取り外すことができます。
ワイヤーを引っ張っても簡単には形は戻りません。

片側にしか開かない扉やクローゼットだとワイヤーを取り付けることもロックをかけることも出来ないですよね。
そんな時は突っ張り棒を使って扉が開かないようにしてみてはいかがでしょうか。

耐荷重:1kg |
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しかし、突っ張り棒たけだと揺れた直後1〜2秒程度で落ちてしまったという声もありました。
逃げる際の数秒で怪我をするかもしれないので全く対策しないよりはやった方がいいとは思います。
しかし、これだけではやはり不安があるという方は折戸の場合はロックを山折り部分に設置して突っ張り棒と併用してみてください。
こうすることでかなり耐震力が上がります。
片開きの扉の場合はドアストッパーの裏に耐震テープを貼り付けて扉の下にはめ込んでみましょう。
毎回外す手間はかかりますが、突っ張り棒と併用することでいざという時に納戸やクローゼットから物が落ちてこないことを考えると日頃から対策をとっておくことをおすすめします。
実家が被災した時に100均のドアロックで割れ物を防ぐことが出来ました。
取り付けてから10年近く経っていて、さらにロック部分も壊れていて引っ掛けていただけでも扉は開かなかったのです。
たった110円でできる扉の地震対策。ぜひとも一度検討してみてください。